華道家元池坊は日本でいちばん古い華道の根源。家元は紫雲山頂法寺(京都市中京区・通称六角堂)の住職を兼任し、本尊の如意輪観音に花を供えたことに始まる。(文献初見は寛政3年(1462))と古い。
「花の甲子園」はいけばなを学ぶ高校生3人でチームを組み(他校の生徒同士がチームを組むのも可)、チームで制作した作品を発表するコンクール。
大会は、
①リモート地区大会(地区大会エントリー受付期間 5月10日(日)~7月30日(金)
②全国8地区の代表チームによる代表チームによる全国大会(大会日程:11月14日(日)京都市・池坊会館2階ホール)
の日程で開催される。
「花の甲子園」は、若い世代に日本文化を引き継いで伝えていくという趣旨で生け花でコンクールをというもの。今年で13回目となり、本年度より同コンクールへの趣旨に共感した吉本興業株式会社が協賛となった。
全国の高校に600部ほどある華道部の生け花の発表の場としてのコンクールであるとともに、現代の若い人たちは華道を含む日本文化を知らない人もいるため、多くの学生に知ってもらいたいと同婚クルールは始められた。
アンバサダーの梅山恋和は「3人1組がテームワークを組んで、同世代が夢に向かって頑張っているのだと思います。私も頑張ろうと思います」「私も今、17歳の高3なので、同年代の方が目指している」とコメント。 MCから「ぜひNMB48で出場を」との問いに「ぜひやりたいです!」「まわりの意見はわからないですが、私はむいてるように思います」とコメントした。
ミキの昂生は「お笑い界のヒヤシンス昂生です」と登場。しかしすべって会場はシーンと。弟亜星からつっこめれながらも「このようにいつもワーワーやってるので、華道で心を落ち着けたい」と語った。
亜星は、華道家元池坊の”イケメン”集団 IKENOBOYS の予備軍だったそうで、昂生は「才能はそこそこあったと思うんですが、イケメンではないので入れてもらえなかった」と自虐。
池坊華道会事務総長の池坊雅史氏は「華道は外見だけではなく、実はうちから湧き出るもので表現します。見えてるものだけで活けるのではなく、心で感じることが大切です」
また今コンクールに参加する高校生の華道の経験についてな、稽古の経験年数の長さばかりではなく、始めて半年くらいの人もいます。華道は、そしてこのコンクールは、経験年数の多寡ではなく、自分の感性やチームワークで参加されるのも趣旨の一つです」
昨年度の優勝の「京都市立西京高等学校チーム」の男子学生3名は、一人が小学2年生から始めていたけど、誘われて他の2人は高1から始めたということだ。
なぜアンバサダーに選ばれたかの問いに亜星は「昂生の髪型のかりあげが花をいける剣山みたいだから」と笑いをとりつつも、京都市出身だし、母は花が好きなんですと回答。
梅本恋和は「小学生の頃はお花屋になりたいと思っていたのでうれしいです」と答えた。
また好きな花はと問われた梅本恋和は、「紫のバラです」。理由は「花言葉が”尊敬”とかっこいいなと思いました」と答えた。
自分を花にたとえたらの問いには「ひまわりです。8月生まれなんでひまわりのイメージなんです」
亜星も「僕も7月生まれなんでひまわりですね」
亜星はさらに「ひまわりは太陽に向かって咲いている。芸人は常に上を向いていかないといけないから」
昂生は「好きなのはバラ。きれいな花にはトゲがあると言いますが、うちの奥さんがそうなんです。きれいなんですが、少しトゲがあります」に亜星がツッコミ。「きれいんですが、すっぴんは尼崎競艇場のおっちゃんに似てるんですよ」と返した。そして「おちの奥さんもお花が好きなんですよ。仕事でお花をいただくことも多いのですが、家で花瓶に花を生けてあるんです。喜ぶので亜星君のぶんも持って帰るんです」と締めくくった。